愛知県半田市にある新美南吉の生家。半田市は、知多半島の東に位置します。
南吉は、大正2年(1913)にこの家で生まれ、「ごん狐」「手袋を買いに」「おじいさ
んのランプ」
などの童話を著した。…【地図へ】
「ごん狐」「手袋を買いに」は、かなり憶えてましたね。素朴な良い話だ思います。
なんだか「ごん」とうちの猫が重なって見えて、感情移入してしまいました。



半田市にある旧カブトビール工場。半田は、江戸時代から現代まで続く代表的産
業として食酢や日本酒といった醸造業が盛んとのこと。この建物は、明治31年に
竣工し、使われた煉瓦の個数は、東京駅・横浜新港埠頭・北海道庁に次いで日本
第4位だとのこと。



紺屋海道の風景。古くからこの辺りは船の帆を染める染物屋があったことからこ
の名がついたと伝えられる。かつては、交通の要所であったとのこと。
ただ、写真のような古い道を感じさせるような場所は、ここくらいでした。



JR半田駅の跨線橋。明治43年(1910)に設置された全国で最も古い跨線橋。



半田運河沿いの醸造蔵(江戸時代後期〜明治時代)。ミツカン酢の本拠地です。



半田運河に架かる橋にあるいい感じのランプ。(とパンフに書いてありました。)



博物館「酢の里」。日本で唯一の酢の博物館。見学は、1時間ごとのコースになっ
ていて1時に入れば2時までかかるとのことであったため入り口で退散。入場無料
要予約とのこと。



ミツカンの旧本社ビル。



「T’s CAFE」。喫茶店です。建物は、国の指定重要文化財である「旧中埜家住
宅」
です。明治44年(1911)建造。中埜家とは、ミツカンの創業家です。今の社長
さんは、8代目で中埜又左エ門和英さんとおっしゃいます。



國盛「酒の文化館」。200年前の酒蔵を改装してて、お酒に関する展示や販売を
しています。入場無料。



半田市観光協会。建物は、小栗家住宅を使用している。明治初年頃の建築と推
定される。



たっぷり半田を満喫して、知多半島の先端へ。知多郡南知多町師崎の羽豆岬(は
ずみさき)より写す。



今度は、知多半島の西に位置する常滑(とこなめ)市へ。常滑焼きとセントレア
(中部国際空港)で有名です。…【地図へ】
やきもの散歩道を歩きました。写真は、散歩道にある名古屋芸術大学常滑工房
ギャラリー。建物自体は、古い物ですね。



同「土管坂」。舗装も焼き物です。
やきもの散歩道は、常滑の古い町並みにコースがとってあり焼き物工場や工場の
跡地に工房がつくってあったり、また、工房で焼き物を売っていたりと、なかなか風
情があって良いところです。やきもの散歩道は、オススメ。



やきもの散歩道にある今は使われていない煙突。昭和30年代の最盛期には、
400本以上の煙突が立ち並んだ。

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