登山口にて。
夜叉ヶ池は、今日6月1日が山開きでした。(もともとは、予定外で2日前に知って、ビックリでした。え〜、山開きなんてのがあるの〜って…)
テントの下では、神主さんが祝詞をあげています。



登り始めてしばらくすると、深いブナ林に入ります。
ブナの林というのは、独特の雰囲気があって、木漏れ日が気持ちよかったですね。



中には、太いブナの木もあり、木漏れ日を思わず写真に撮りました。
幹の直径が、8・90aでしょうか。立派な木です。



幽幻の滝。
龍神伝説の夜叉姫が、この滝の水で身を清めて池の底に身をひそめたとのこと。



こんな、低山でこの時期に雪渓が残っていました。感激。
このあたりは、雪が深いんですね。



夜叉壁。
稜線の南側は、岩がむき出しになって、まるで森林限界を超えた高山のような岩稜です。僕のカメラでは一部分しか撮れませんが、こんな景色が見渡す限り広がっていました。



昇竜の滝。
見てのとおり、稜線からほど近い高所に細いながら滝が落ちていました。
水の豊富さがここにも現れていると感じました。



夜叉ヶ池全景。…【地図へ】
ちなみに、自然環境保護のため、この山系では火気厳禁です。
ガスバーナーを使って、カップめんを食べる計画もコーヒーでまったりする計画もダメ。
タバコもNGです。



県境稜線上の登山道が見えますよね。
この位置に、この大きさの池があるというのは驚きです。水量が豊富の一言ですね。



夜叉ヶ丸(1212b)。正式名称は、夜叉ヶ池山かな。
夜叉ヶ池から北西方向に登った小ピークです。本日の、最高到達点になります。



登ってきた登山道を、下っているとギンリョウソウを見つけました。
よくよく見ると、登山道脇のあちこちに首を垂れたギンリョウソウが沢山見つかりました。
よそでは、10aくらいの高さがある花ですが、ここのは6〜7aくらいでちょっとかわいいサイズでした。
ギンリョウソウが見られるなんて、幸せ。

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